授業レポート
能勢広.映像塾スタッフがほぼ週一で綴る
授業風景や裏話など
第44期 初心者講習が始まりました。
生徒さんは、冷たい雨の中 西国よりわざわざお越し頂き、10時〜17時に渡って初回講習を受講頂きました。
初回講習は、シャッタースピードや、シャッター開角度、fナンバー、フィールド周波数、光の波長、色温度等、ビデオカメラを取り扱ううえで大事な事柄の講習を行いました。
次回講習は12月3日 日曜日、映像表現や編集を意識した撮影の仕方を学びます。
校長の能勢です。
先日 企業様のプロモーション撮影の同行アドバイスを行なってきました。
場所は千葉県某所にある配送仕分けセンターです。広さは縦400m、幅100m、この広大なセンター内を、何日かに分けて、スタッフ7名にて撮影します。
私の役割は、事前下見を行い、作品構成を監督と相談してクオリティ高い作品を作るためのアドバイスを行い、当日は1日の撮影の方法、機材の運搬方法、撮影機材の選択、照明ライティングのアドバイス、撮影技法アドバイス等を行います。
初日は、まず、広大な敷地を7名にて、大量の機材をどう運ぶのかを、スタッフ皆で考えます。
運搬を負担なくやるには、センター内にある、ジャッキリフトにパレットを載せて、その上に機材を載せる方法をとりました。
写真のように、永遠とつづくセンター内を、この運搬方法で移動します。
動画撮影は何故、この様な大量の機材が必要かと申しますと、撮影機材は小型軽量化してきましたが、やはり、クオリティ高く作品を仕上げるには、ライティングがかかせないからなのです。
こういった広い場所を撮る際には、撮影で納められる面積も広く、使用するライトも大型のものになり重量もかさばります。
今の時代、スマホで充分ではないか?と、思われるかもしれませんが、このプロモーション動画は、大手のスーパー様のCMでありまして、この動画の宣伝効果はもの凄い価値になります。
1カットに対する、クオリティをこれ以上ない程
突き詰めていく必要があり、企業様の動画制作内製化において、普段あまり撮影に関わっていないスタッフに、この事を肌で感じて頂きながら、現場を進むていきます。
当アカデミーの撮影同行業務は、ただ撮影する際のアドバイスだけではなく、企画段階からお客様と企画内容を考え、より良い作品を提供するためのお手伝いを行っていますので、是非 お声掛けくださればと思います。